家紋の話 泡坂妻夫

家紋の話 泡坂妻夫

 

紋章上絵師で小説家の泡坂妻夫。読みやすいし、視点が職人さんからなので面白い。
特に好きな話は、
「紋前史」
神代の昔、事代主命は民を集めて、色々な物品の交易をする市を開きました。そのとき、物品が入り交わらぬよう目印をつける。例えば、Aさんが持ってきたものは柏の葉をつけて、衣服にも柏の葉をつける。Bさんは蔦の葉をつける。これが紋所の始まりである。
私もそれは信じたい話。

 

 

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